三十路男の酒備忘録

ビール、日本酒、焼酎、ウイスキーが好きな三十路男の備忘録です。おいしいお酒を探している方のご参考になれば幸いです。

四杯目:盛川酒造 白鴻 沙羅双樹

 

今回は、広島県呉市の盛川酒造の沙羅双樹(さらそうじゅ)です。

 

沙羅双樹自体は花の名前ですが、多くの方が「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。沙羅双樹の花の色盛者必衰の理をあらわす」を思い出すのではないでしょうか。

 

盛川酒造のフラッグシップで、限定出荷品です。そのため、シリアルナンバーがついています!

f:id:manmarumaasa:20210703211245j:plain

下部にシリアルナンバー入り

 

価格は四合瓶で5,500円で一応手に入るようですね。


味は純米大吟醸の王道で香り高く、味わい深いです。一方でフルーティーな感じはあまりしないような気もします。

澄んだ感じはあるのですが、どこか癖があるような感じがあり、個人的にはそこがすごく好きですね。

 

アルコール度数が17.5度と高めなことが影響しているのかもしれません。

 

広島のお酒は概して、どこか癖、というか個性を残しているような気がします。

 

f:id:manmarumaasa:20210703212932j:plain

 

 

刺身と蕎麦と一緒に頂きましたが、相性ばっちりでしたね。

 

澄んだ感じもあり、あんまり肉料理とは合わないかな?という気がしますが基本的に何にでも合うでしょう。

 

また、このお酒について特筆すべき点として、原料米が挙げられるでしょう。

酒米といえば、山田錦ですがその中でも最高峰の兵庫県産の山田錦、更にその中でも最古級の産地が吉川町で、その酒米精米歩合40%まで磨き上げた贅沢な一本です。

 

あまり、近くでは見かけることがありませんが、広島付近では見つかる可能性もあるのかもしれません。

 

見つけた際は、迷わず手に取って試してみてください。

 

 

まとめ

味:華やかで香り高く、味わい深いです。純米大吟醸の王道の味ですが、澄んだ感 じの中にどこか、癖のようなものがあります。

 

値段:四合瓶で5,000円~。限定出荷品です。

 

飲み方:冷や一択と思います。

 

料理:オールラウンダーですが、やはり和食に一番合います。

 

スペック:アルコール度数 17.5度

 

     原材料 米、米こうじ、水

 

     原料米 兵庫県特A地区産 山田錦

     精米歩合 40%