二杯目:関谷醸造 蓬莱泉 吟
前回初めて投稿してから、約1か月が経ちました。
我ながら自身の不精さに驚きます
前回は関谷醸造の蓬莱泉 摩訶を取り上げましたが、今回は
関谷醸造 蓬莱泉 吟
前回紹介した、摩訶と同じく関谷醸造の蓬莱泉から選びました。
摩訶はかなり希少性が高く、中々お目にかかることができませんが、こちらはぼちぼちお店でも見かけることがあります(といっても探すのに少々苦労しますが…)
値段は四合瓶で5,000円程度です。
味は、まさしく上善如水とでもいえばいいのか、まったく癖がなく、軽やかで、口当たりもよく非常に飲みやすいお酒です。
初めて飲んだ際は、本当に水の様に飲んでしまいました。
吟は製造の際に、発酵させたあとに3年間熟成させるそうですが、それがこの透き通った味わいを生むのかと感心します。
癖がない中で、お米の旨みをしっかりと感じることができます。
一方でここまで癖がないと、物足りないという人もいるかと思います。
香りもほのかにフルーティーで、あまりお酒を飲んでいる感じがしないため、辛口のお酒が好きな方には受けないかもしれません。
お刺身やお寿司には合うと思いますが、濃い味付けの煮物や肉料理なんかには相性がよくないかも、と感じます。
こちらも飲むのであれば、冷酒か冷ですね。
色はきれいな透明で、味と同じく透き通っています。
数量限定で、結構プレミアがついていたりするようですが、探せば意外と見つかりますので、ぜひ探して手に取ってみてください。
まとめ
味:透き通るような癖のなさとお米の旨みをしっかりと感じることができる。
いっぽうですこし癖がなさすぎるかも。
値段:四合瓶で5,000円~、一升瓶で10,000円~
飲み方:香りを味わうためにも、冷酒-冷やが一番と思います。冷たくして、ぐいぐい飲んでみてもまったく問題ありません。
料理:癖がなく、なんにでも合うと思いますがあまり濃い味付けの料理や脂っこいものは相性が悪いかもしれません。
スペック:アルコール度 15度
原材料 米、米こうじ、水
原料米 山田錦
精米歩合 40%